バンコクのインターナショナルスクールの選び方 その1 「システムとタイの教育事情」 

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Su Su
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最近、バンコクのインターナショナルスクールについて調べる機会があったら、アップするよ!

  • インターナショナルスクールに保育園・幼稚園から子供を通わせたい方
  • バンコクにどのようなインターナショナルスクールがあるのか調査中の方
  • タイの教育システム
  • インターナショナルスクールのメリットとデメリット
  • 学費、場所

タイ、バンコクで子育てをされている方も多いかと思います。

駐在員の方で短期的に子供を学校に通わせる方、現地在住で長期に学校に通わせる予定の方。

将来、日本に帰国しそのあとも日本で生活してほしい方。

大きくなったら海外の大学に通ってほしい方。

子供の将来を考えていろいろな選択肢を用意されている方が多いと思います。

そんな中で、バンコクにあるインターナショナルスクールを調べる機会があったので、備忘録の意味も込めてブログに残すことにしました。

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そもそも、インターナショナルスクールって何?!?!

そもそも、インターナショナルスクールとは何でしょう。

Su Su
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“An international school is an institution that promotes education in an international environment or framework. ” (Wikipedia)

特徴としては、”International Environment”、学生が将来国際的に通じるような学歴を取得できるような機会を提供する学校になるかと思います。

各国にある現地学校と大きく異なるのは、学校で使用する言語とカリキュラムだと思います。

日本の学校では日本語がメインで使用され、タイの学校ではタイ語がメインで使用されますが、インターナショナルスクールの場合は英語がメインで学校生活を送ります。

おそらくどのインターナショナルスクールでも、メイン言語は英語なので、学校を選ぶときに重要になるのは、カリキュラムになるのではないでしょうか。

インターナショナルスクールのカリキュラムの種類

学校選びで重要になる点の1つとして、その学校がどのようなカリキュラムを選択しているかがあります。

IB (International Baccalaureate)、アメリカ、イギリス、それ以外にも各国の独自なカリキュラムが存在します。

IBとは?

文科省のサイトでは、下記のように説明されています。

国際的に通用する大学入学資格を与え、大学進学へのルートを確保することを目的

どの国の大学入学にも準備できる汎用性の高いカリキュラムになるかなと思います。

アメリカ、イギリスカリキュラムの違いは?

私もカリキュラムの専門ではないので難しいところですが、2つの教育カリキュラムの大きな違いは、アメリカは授業の選択肢が自由で多い、対してイギリスは特定のサブジェクトを選択する時期が早く、その選択した科目を深く突き詰めるという印象です。

下記のサイトでとても詳しく解説されています。

British school system vs Americal school system

” The British secondary curriculum mainly emphasizes the GCSE subject exams and the A-Levels. But in the United States school system, the students have more freedom of choice. So they pursue the SAT and ACT and the only standardized tests students take nationally”

イギリス式では、早くからGCSEテストに向けて準備を行う。アメリカ式では、生徒に与えられる選択肢が多く、SATやACT試験でも汎用的なテスト範囲となる」

Su Su
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イギリス式では、留年が無い?!

” In the British school system, students do not repeat a year. While in other countries, it is seen that if a particular student fails to meet the requirements, a student in a specific school year will be required to do the whole thing again. Plus, he will have to repeat the entire syllabus for that year in the company of a new set of classmates a year younger than them. “

「イギリス式では、留年という概念が基本的には無い。他国システムの場合、成績が悪く進級できない場合は、もう一度同じ学年でクラスを受講する必要がある。成績が悪かった特定のクラスのみではなく、全ての科目を再受講となる。」

すべてのイギリス式の学校に該当するかはわかりませんが、留年という概念が無いというのは、とても興味深いですね。

インターナショナルスクールのグレードシステムは?

次に、各国の学年制度についてみてみましょう。

それぞれの国の学年制度を下記のテーブルにまとめてみました。

学年度の開始時期が各国で異なるため、あくまでも参考となります。

年齢アメリカイギリス日本
3~4PreschoolNursery幼稚園
4~5PreschoolReception幼稚園
5~6KindergartenYear 1幼稚園
6~7Grade 1Year 2小学校 1年
7~8Grade 2Year 3小学校 2年
8~9Grade 3Year 4小学校 3年
9~10Grade 4Year 5小学校 4年
10~11Grade 5Year 6小学校 5年
11~12Grade 6Year 7小学校 6年
12~13Grade 7Year 8中学校 1年
13~14Grade 8Year 9中学校 2年
14~15Grade 9Year 10中学校 3年
15~16Grade 10Year 11高校 1年
16~17Grade 11Year 12高校 2年
17~18Grade 12Year 13高校 3年

参考:Comparing the US and UK Education Systems

日本の場合は、満3歳になって幼稚園に通われる子供が多いのではないでしょうか。

もちろん、各家庭の判断なので、小学校に通うまでは完全家庭保育ということもあります。

子供は何歳からスクールに通わせるべき?!タイでは、ほぼ100%の割合で3歳からスクールへ?

何歳から子供をスクールに通わせるべきか、、、1つの大きな決断の時期ではないでしょうか。

2歳からPreschoolに通わせるのか、3歳までは完全自宅保育するのか、等々。。。

まずは、タイの教育システムを少しみてみましょう。

タイの教育システムをまとめた文献がとても分かりやすいです。

今回は、こちらの文献の情報をもとに、タイの教育システムについて学んでいきたいと思います。

2016年にOECD-UNESCOが発表した文献↓

Reviews of National Policies for Education “Education in Thailand”

参考:Reviews of National Policies for Education “Education in Thailand” (link)

まず、タイの義務教育は6歳~14歳までです。

日本の小学生~中学生まで位にあたります。

今回のブログでカバーしている、3歳~5歳までの教育はどうなっているのでしょうか。

Pre-Primary education became part of basic education in 2004. It is not complusory, but has been made free of charge since 2009,,,”

「2004年から、Pre-Primary教育(幼稚園)基礎教育の1つに指定された。義務教育ではないが、2009年から無償化された」

3歳からの教育に関しては、タイでは無償化されています。

もちろんこれは、パブリックのみなので、プライベートスクールは無償ではありません。

こちらが、タイのPre-Primary教育の生徒数と人口の割合のテーブルになります。

なんと、118%!!!

出展:Education in Thailand 2017 (Link)

こちらのテーブルはタイの教育庁(Office of the Education Council Ministry of Education Kingdom of Thailand)が2017年に発行したレポートから抜粋しました。

タイの3歳~5歳の人口以上に、Pre-Primaryスクールの学生が多いのは、3歳未満の生徒が含まれているからになります。

3歳未満の人口データが無いので確実ではありませんが、ほとんどの家庭で3歳からスクールに通わせているのではないでしょうか。

参考までに、下記の日本政府の調査からわかることは、3歳~5歳で幼稚園もしくは保育園に通っている割合は、112%であることがわかります。

出展:令和元年版 少子化対策社会白書

比較することに意味はありませんが、タイでは幼稚園または保育園に小さい時から通う割合が高いということが確認できるかと思います。

次の記事では、タイのバンコク・バンコク近郊にある、ナーセリー・プリスクールのあるインターナショナルスクールを紹介していきます。

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